Fleld Player事業担当者インタビュー

ポジティブ思考で周囲を導く。子どもの可能性を引き出す保育を目指して。

  • 教育サポート事業部 
  • 金子 美香さん  

フィールドプロテクトの保育事業で1、2歳児クラスの担任をしている金子さん。彼女が大切にしているのは、子どもたちの可能性を引き出し、楽しい毎日を提供すること。「どうせやるなら楽しいほうがいい」と笑顔で語る彼女が保育に込める情熱や、地域との交流を通じて未来を拓こうとする姿を紹介します。

インタビュー動画

直感で飛び込んだフィールドプロテクトの保育

私は今、フィールドプロテクトの保育事業で1、2歳児11人のクラスの担任をしています。毎朝8時半に出勤し、子どもたちを迎え、1日の保育をスタート。お散歩に行き、給食を食べ、お昼寝をして、おやつを食べて、順次見送ります。日々の流れは決まっていますが、子どもたちは毎日違う表情や反応を見せてくれるため、まったく同じ日はありません。フィールドプロテクトに入社したのは5年前のこと。それまでも、結婚・出産で一時的に離れた以外は保育の仕事をしていましたが、これまでとは違う環境で働きたいと思っていたんです。そんなとき、地域の雑誌で偶然目にしたのがフィールドプロテクトのこども園開設のチラシでした。そこに書かれた子ども一人ひとりを大切にする考え方が心に強く響いて、見た瞬間に「ここだ!」と思ったんです。それまでの現場では、子どもの主体性を十分に尊重できる環境ではありませんでしたから。一人ひとりの子どもを大切にする、そんな保育がしたいと思っていた私は、迷わずフィールドプロテクトに飛び込みました。新規開設のこども園だったので、まさにゼロからのスタートです。立ち上げから関わってきて、いろいろな意見を出し合いながら、より良い保育環境を作れるように取り組んできました。今でも正解を探している途中ですが、みんなで作り上げていく過程がとても充実しています。

金子 美香
子供たちとふれあうその表情は、とてもやさしい

どうせやるなら楽しい方がいい! ポジティブな雰囲気が良いチームを作る

最近特に感じるのは、ネガティブな考え方の影響力の大きさです。1人でもネガティブな人がいると、そっちに流されてしまう。数年前までは、少しネガティブな雰囲気が続いていた時期もありました。それを断ち切るために、何に対してもポジティブに考えようと心がけています。私のモットーは「どうせやるなら楽しいほうがいい」。ポジティブに考えていると、物事は良い方向に進んでいく気がするんです。以前は、周囲の雰囲気に流されることもありました。でも、ポジティブに考えるようになってからは、周りの雰囲気も変わってきたように感じます。そうしているうちに、ネガティブな気持ちになっている人が、私に打ち明けてくれるようになりました。そういう人を、ポジティブな方向に導いていく中心になれたらいいなと思っています。

日報で感じるつながりの大切さ

フィールドプロテクトには、保育以外にも事業があります。以前は関わりがありましたが、今はめったにありません。でも、社内のチャットで毎日共有されている日報を通じて、他の部署の人たちの様子を知ることを密かな楽しみにしているんです。顔や仕事の内容は全然分からなくても、「こういう人なのかな」と想像できるのが面白いですね。私自身も日報に自分の感情を書くようにしているんです。普段言えないことも日報に書くことで、クラスや時間帯が違ってあまり会わない先生が「今こうなの?」と声をかけてくれることもあります。こうした小さなつながりが、会社全体の雰囲気を作っているのかもしれません。

金子 美香

ポジティブな職場での人とのつながりが楽しい

子どもたちの可能性を引き出して明日を拓く

「どうせやるなら楽しいほうがいい」というモットーは、保育にも活かされています。私の中で大切にしているのは、子どもたちをただ預かるのではなく、それぞれが持っている可能性を引き出すことです。大人の思い通りに動かすのではなく、子どもが本来持っているものを助けてあげる。そうすることで、毎日が楽しいと感じてもらえたらいいなと思っています。例えば、毎日同じ公園に行っても、子どもたちの発見は全然違うんです。そんな体験をたくさんしてもらいたい。キラキラ輝いている子どもたちが、大人になっても生きることが楽しいと思ってほしい。そのために、私たち大人がどう振る舞うかが大切だと思っています。子どもを育てることは、フィールドプロテクトがテーマとしている「明日を、拓く」ことです。以前の職場では、一方的に子どもに指示を出すことに疑問を感じながら保育することもありました。すべてを子ども任せにするのは良くないですが、行きたい方向に導いてあげるだけで、子どもたちは生きることが楽しいと思えるはずです。これが明日を拓くことにつながるんじゃないかと考えています。

金子 美香

地域とのつながりを大切にしたい

将来的には、保育の枠を超えて、当社の社名にもあるフィールド(地域)全体を巻き込んで守る取り組みに育てていけたらいいですね。毎日お散歩に行く中で、地域のおじいちゃんおばあちゃんと挨拶を交わす機会もあります。そうした小さな交流が、子どもたちにとっても貴重な経験です。お年寄りと子どもたちが楽しく交流できるような、そんな保育ができたら素敵だと思います。まだまだ先の話ですが、地域全体で子どもたちを育てていける環境を作っていきたいです。